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| 2005年5月19日(木)【43日目・お遍路23日目】
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| ■天気 - 晴れ |
■体調 - 普通 |
| ■出発地 - 愛媛県久万高原町 |
■到着地 - 愛媛県松山市 |
| ■ルート - 松山市手前の三坂峠・観音堂無料宿泊所〜
46番浄瑠璃寺〜47番八坂寺〜48番西林寺〜49番浄土寺〜50番繁多寺〜51番石手寺〜道後温泉
〜松山市内・久万ノ台公園
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| ■歩行距離(概算) - 27.0km |
■積算距離(歩きお遍路) - 846.0km |
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| お遍路終了の危機 〜考えすぎた日〜 |
お遍路やめようかなぁ・・
本気でそう考えた一日でした。。。

朝の観音堂
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朝起きて5時半には出発の準備ができていたんだけど・・・ナベさんに呼ばれて行ってみると、朝ごはんの
お接待(>_<)さっきパンたくさん食べちゃったけど、おいしくいただきました。アジア風雑炊でした。料理うまい
んです、ナベさん。
その後はというと、まずもう一人の宿泊客のおじさんと3人で水汲み。んで農具の洗浄。そして床の掃除。
結局出発したのは8時ころ(~ヘ~;)(~ヘ~;)無料で泊まらせていただいているし、本来通夜堂って言うのは
こういうことをすべきところなんだなぁと思いました。今まで通夜堂や善根宿を単なる「無料で泊まれる
場所」って思ってた自分が情けないです(≧д≦)泊まらせていただく分、掃除やなにかしらのお手伝いは
必須なはずなんですよね・・・
朝からナベさんのありがたいお話をたくさん聞く。ナベさん、かなり濃いキャラクターです。
とても感情量の多い方で、その感情が即行動力に移っていく豪傑肌な方だと僕は感じました。武将で言ったら
信長タイプです。ちょっと反発したくなるところもあるけど、感服せざるを得ないところも多くあります。
ナベさんの話の中で一番心に残ったこと。それは「お遍路なんかすごいことではない」ということ。そして
「お遍路するにはしょわなければいけないものがある」ということ。
お遍路はある人々には非常に危険で、邪魔な存在なのです。今は歩き遍路というだけで
チヤホヤされていて、えらい人みたいに扱われるけど、歩き遍路ほど周りの人に迷惑をかけている人はいないし、
地元の人にとっては負担になる部分があるという現実。極端な例で言えば、お遍路さんによる金銭的、性的犯罪。
これに関しては今までお接待を受けては喜んでいただけの自分が恥ずかしく思えます。地元の方々の
負担や気苦労を思うと、遊び半分にお遍路として歩いている自分が情けなく、申し訳なく感じてくるのです。
そしてお遍路たるもの常に「お大師様」をしょっているということ。ミーハーな気持ちで白衣を着て、菅笠を
かぶり、杖を突いている自分。ほんとに信心を持っている人から見れば、どれも神聖なもので、それを身に着けるという
ことは強い信仰心の表れであるはずで、今の自分はそれを侮辱し、汚していることになりかねないのです。
そういうことをつらつら考えるうちにあの「自己矛盾」が頭をもたげてきたのです。
それは「心の中では信仰心の全くない、むしろ信仰を否定・拒否している自分」にも関わらず、「
安易に白衣を着、菅笠をかぶり、金剛杖をついている自分」がいるという恥ずかしすぎる矛盾なのです!!
この自己矛盾は途中で気づいていたのですが、その時は深刻に考えず「旅としてお遍路を楽しむんだー」って
楽観的にとらえていたのです。。。しかし「お遍路をすることの重さ」を感じれば感じるほど、その矛盾が
自分に重くのしかかってくるのです。

遍路やめようかな・・
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ほんとにやめようかなぁ、お遍路。
やめると言っても「お遍路」をやめるだけで、「四国八十八ヶ所めぐり」はできるのです!つまり簡単に
言えば「白衣を脱ぐか脱がないか」ということ。「白衣を着る」ということは宗教的ななんらかを、責任を
しょわなければいけない、ということなんです。こんな初歩的なことに今頃になって気づいた自分が恥ずか
しいですが(>_<)(>_<)
だからもう白衣と菅笠と金剛杖と納経帳、お遍路グッズを全部実家に送り返して、普通の旅スタイルで
残りを周ろうかと。祈ることはするけど、お経はあげず。お接待もうけず。
このことは以前にも考えていたのです。納経帳なんかどっかに捨ててしまおうかって。
今すでにお遍路3週間やってきて、十分にその内情を見れた気がします。「文化としてのお遍路を生で体感する
」という当初の目的は果たせたのです!残るは「歩いて四国を一周する」ということ。これはお遍路の格好しな
くてもできることなんです。だからお遍路は終了してもいっかって。。。
こういうことをずーーーーっと一日中考えていました。一旦はお遍路やめようと決心したのですが、
またまた再会した水戸さんや納経所のおばちゃんに相談して、とりあえず決断を急がず、一日使って考える
ことに。
「一度ある方向に考え出したら、その方向にしか物事考えれなくなるよ。いろんな人に相談したほうがいいよ。
」と言ってくださった水戸さん。「そういう考え方もあるけど、信仰心がなかったとしても十分立派だし、
応援するよ」と言ってせんべいをくれた47番八坂寺の納経所のおばちゃん。感謝ですm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m
一度は白衣を脱いで歩いていましたが、再び着て歩き出しました。

お遍路発祥の人・衛門三郎
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干上がっちゃってるよ重信川
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猫
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48番西林寺
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49番浄土寺
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きれいな花
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きれいな空
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50番繁多寺
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51番石手寺
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今日も暑い日でした(∋_∈)46番から51番までは松山市内に比較的かたまってあるため一気にまわりました
!ずっと悩み考えながらf^_^;
とりあえず松山に来たのだから道後温泉!!!かなり楽しみにしてたんだ☆初めて見るし、初めて入った。

道後温泉本館1
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道後温泉本館2
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外観がすごく趣きありますよねぇ(≧∀≦)ほんと廊下から千と千尋の湯婆がでてきそうでしたもん。
湯自体は普通でしたけど。いろいろコースがあって、いい浴室に入れるやつとか、湯上りにお茶とお菓子付きの
コースとか。もちろん僕は一番安い300円の入浴のみのやつでしたが。。
さっぱりしてから湯上りコーラを飲みながら道後地区を散策。

駅前の足湯
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坊ちゃん列車
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市内の久万ノ台公園で野宿。横が墓場でちょっと怖い(>_<)
結論としましては
「お遍路は続けます!!!」
今お遍路の重みから逃げることも出来るけど、むしろその重み、自分の中の矛盾をもしょいこんで、残りを
踏破してみせます≧∇≦そのほうがお遍路をより深く考えることが出来ると思うのです!
ニセお遍路ですが、あと2週間ほどは許してください!!
でももし次お遍路する機会があるとすれば、間違いなくお遍路グッズは身につけずに、納経もせずに、ただ
へんろ道を歩く方法をとるとおもいます。
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