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2005年5月1日(日)【25日目・お遍路5日目】
■天気 - どしゃ降り ■体調 - おおむね良し
■出発地 - 徳島県小松島市 ■到着地 - 徳島県那賀町
■ルート - 小松島市、18番恩楽寺ふもとのバス停〜 18番恩山寺〜19番立江寺〜20番鶴林寺〜21番太龍寺〜那賀町、道の駅「わじき」
■歩行距離(概算) - 31.1km ■積算距離(歩きお遍路) - 142.8km
雨の遍路ころがし 〜弱音・・(≧д≦)〜
    

 昔、四国は阿波の国に便秘上人というかたがおったそうな。便秘上人は弘法大師・空海を偲び、 四国八十八ヶ所霊場めぐりを始めた。17番札所まで順調に打ってきたのだが、18番の恩山寺 の手前からどうもお腹の調子がよろしくない・・大便をしようと態勢に入るが、一向に出てこない。 はて、いかがしたものかと思っていたらキシキシとお腹が痛む。これはまずいと思い、18番を参拝する のを待ち、山のふもとで思案する。そしてひとつの案をたてた。それはわざとお腹を下そうとするもの。
 思い立ったらすぐ実行に移す便秘上人。村の住人から牛の乳をわけてもらい、それを朝起きて一気に飲み干す。 するとどうだろう、すぐに便意 を催してきた。これは好機だと、ほくそえむ便秘上人。態勢に入る。しかしまだ無理がある。 しかし便秘上人もここぞとばかりにふんばる。
 はてさて小一時間は経ったであろうか。。便秘上人は いまだ排便態勢。しかも顔面蒼白。これはすでに死をも覚悟する戦いであった。便秘上人が力を使い果たし 、意識朦朧としていたまさにその時だった!!便秘上人の目に映ったもの。それは虚空に浮かぶお大師様。 「なんじ、なにゆえそれほどまで力んでおる。気長に待てばよいではないか。」「はっ、しかしながらいち早く 軽い身と心でお大師様のおそばにお仕え奉ろうと思うばかりに。」「そうか、ではわしが助力してやろう 。っていっ!!!」たちまち便秘上人の便は勢いよく飛び出した。
 後、便秘上人が人に語るには「四国霊場めぐり、幾多の厳しい道あれど、あのときほど辛かったことは ない、まさにその試練の絶頂においてお大師様にお会いできたのだ。」と。このことを記念し、 18番霊場恩山寺の山のふもとには番外霊場「切れ寺」が残っており、各地の人々から信仰を受けている。 また今の世に言う「便秘」とはこの便秘上人からつけられたものであることは言うまでもない。



 ってなわけで、なんとか便秘は克服!!!
 今日は雨ですよ・・・午前中は小振りでしたが、午後からはすんごい降った(>Д<)まいった。

     
さる
18番恩山寺
さて・・
19番立江寺

 18番、19番と順調に打つ。体もすっきりして元気でした。朝のうちは・・・

 立江なんかいい雰囲気でした。寺も良かったし、町並みもかわいらしくて。
 んでここでおとつい13番手前でお会いした方と再会!小さな女の方なのですが、ペースが一緒・・ (泣)昨日も実は僕が寝てたバス停のすぐ近くの民宿に泊まっていたそう・・
 明日飛行機で東京へ帰ってしまうらしい。GWや正月休みを使って、10年がかりで歩き遍路を 達成する予定らしい。こんな人も結構います!がんばってください☆
     
立江いい感じ
立江寺の空海像
名前聞いてない
進むペースが一緒だった・・

 あーついに本降りです。もうびしょびしょだからかまわず進むしかありません。途中同じお遍路さんのか たに1000円いいただいてしまいました(>_<)そのお金で熱いたこ焼きを食べ てから、20番・21番と続く山攻め、遍路ころがしにアタックです!
     
最初から急
20番への登山道入り口
雨いやだな・・
さて登るか・・

 20番鶴林寺までは19番から14kmくらいですが、途中の登山口からは3kmくらいの登り標高差470m。
 雨の山の中も違った趣があります・・が、やっぱ晴れてたほうがいいです。
     
踏みつぶしそう
サワガニ多すぎ
雲が動いてる
雨ってか霧ってか雲が・・

 そして1時間くらいで(昼過ぎ)20番鶴林寺到着。
 なんかすごい霧かかってて、ちょっと幻想的な雰囲気に包まれてました。
 あと人文字はもう断念させていただきます≧∇≦
     
20から無理っしょ
20番鶴林寺
もう人文字やーめた
幻想的
鶴林寺の境内の杉

     
あーしんど
また登りに

 すごい雨降ってたのでちょっと休もうかどうか迷いましたが、ここで休むと体も冷えるし、出発するのが 面倒になってきそうだったので、すぐ21番に向けて歩き出す。距離は6.7kmですが、標高500m の鶴林寺から一旦標高50mの谷川まで下って、それから520mの21番太龍寺まで登り返す急激な 遍路ころがし(*゚Д`;)
 しんどかったけど、なんか着きました。4時くらいに。




     
寒いよ〜
21番太龍寺
山の上
“西の高野”と呼ばれる
それにしても寒い
いい雰囲気でした☆

 さすが太龍寺!いい雰囲気持ってます☆若き空海はこのあたりで修行したみたいです。空海って山の上 とか、巨木があるところとか、好きみたいですね・・・

 めちゃくちゃ寒かったので、すぐ山を下る。今日は22番には届きそうにないので、途中の道の駅 「わじき」にて終了。

 着いてから弁当食って、日記書いてる時に、 猛烈な寂寥感に襲われましたo(>.<*)(*>.<)o.
 あーなんでこんなことしてんだろう・・なんで毎日朝から晩まで10時間以上も歩き続けなきゃ いけないんだろう・・なんで??   毎日気持ちいいお風呂に入りたい・・いつでも腹いっぱい食べたい・・ 布団で寝たい・・マクド食いたい・・ケンタッキー食いたい・・コーラ飲みたい・・テレビ見たい・・ プロ野球見たい・・家族に会いたい・・友達に会いたい・・恋人に会いたい・・    びしょびしょなのにお風呂に入れないのはいやだ・・腹減ってるのに チキンラーメンだけなんていやだ・・野宿は寒いし、車うるさいし、虫に刺されてかゆいしいやだ・・ トイレの横で飯食うのいやだ・・いつも夜独りなのはいやだ・・

 俗世間に未練タラタラのお遍路してます(笑)
 きっとここがスタート地点です。この気持ちからどこまで行けるかな・・・
 しかしかなり弱ってます。。。
 でもきっと明日の朝になったらケロッと元気になっているのがオチです。
 おやすみなさい。


【お遍路用語A】

『打つ』
 札所を巡拝することを「打つ」という。かつての遍路は木の納め札を寺に打ち付けていたのが語源。
札所の順に四国を時計回りに周るのが「順打ち」、反時計回りが「逆打ち」。

 「逆打ち」をしている人は圧倒的に少ないが、まれに遭遇する。


☆〜写真をクリックすれば拡大写真が見れます〜☆

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